USCのFG失敗だけで敗戦は説明できず ゴール前の得点機会を検証
オレゴン戦では両チームとも2本のフィールドゴールを決めた。USCの最初の失敗に至るサック、前半最後のオレゴンの攻撃、レッドゾーンの得点率を公式記録で照合し、キッカー一人に敗因を帰せない試合の構造を整理する。

USCがオレゴン大に27対41で敗れた試合を、フィールドゴールの成否だけで説明することはできない。9月26日の公式記録では、USCが3回中2回、オレゴンが2回中2回を成功させた。成功数は同じでも、蹴るまでの攻撃、得点した時点、相手ゴール前で残した結果は異なっていた。
USCは最初の攻撃を自陣35ヤードから始め、13プレーで50ヤードを進んだ。途中では第4ダウン、残り1ヤードからキング・ミラーのランで攻撃権を更新。敵陣11ヤードに達した後、第3ダウンでサックを受けて4ヤード後退し、ケイデン・チッテンデンの33ヤードFGは成功しなかった。
失敗の前には、前進を止めた守備の働きがあった。公式記録は、同じ攻撃でマタヨ・ウイアガレレイとベア・アレクサンダーが計二つのサックを記録したと示す。最終的なキックの結果だけでなく、ゴール前から後退した経過を合わせて読むことで、この攻撃が無得点に終わった流れを確認できる。
オレゴンの二つのFGは、30ヤードと19ヤードだった。後者は前半残り1秒で決まり、13対10のリードにつながった。その攻撃は16プレー、76ヤード、5分26秒。敵陣1ヤードまで進んだが、残り4秒でタイムアウトを取り、第4ダウンでゲイジ・ヒューリックがキックを成功させた。
チッテンデンはその後、38ヤードと29ヤードのFGを成功させた。最初の失敗があっても、以後のキックまで全て失敗したわけではない。後半の29ヤード成功は第3クオーター残り1分32秒で、USCは点差を7点に縮めた。試合全体の評価では、個々の成功と失敗を分けて扱う必要がある。
ゴール前の機会にも差がある。公式のレッドゾーン成績は、オレゴンが6回中6回、USCが4回中3回の得点だった。この欄の「得点」はタッチダウンだけを意味しない。オレゴンが6回全てでTDを挙げたと読むと誤りになる。キックによる得点も含めた指標として、得点経過と照合する必要がある。
また、成功しなかった33ヤードのFGを足しても、最終的な14点差が埋まるわけではない。仮に成功した場合、その後の展開が同じだったとも断定できない。今回の記録から言えるのは、両チームが同じ2本のFGを決める一方で、ゴール前の得点機会の数と完了率が異なったことだ。キッカー一人に敗因を帰す材料とはならない。
今回の追加点のキックは、両チームとも全て成功した。
프리즘코리아 편집국 > 高橋悠真



