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『KPOPガールズ!』続編へ戻る二監督、公式経歴に見る物語と美術の経験

『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』続編に戻る二監督の経歴を、ソニーの公式資料で確認した。物語部門を歩んだマギー・カンと、美術から脚本・監督へ進んだクリス・アペルハンス。過去の担当職種を分けて読むことで、続投の背景と、まだ分からない新作の制作体制が見えてくる。

ピンク色の背景の前でマイクを持つクリス・アペルハンス監督とマギー・カン監督
2026年4月1日、ソウルで開かれた前作のアカデミー賞受賞記念会見に出席したクリス・アペルハンス監督とマギー・カン監督。続編の制作現場ではない資料写真。写真:Lee Jeong Woo/韓国文化体育観光部・KOREA.NET、CC BY-SA 4.0。 · 사진 / Photo · Lee Jeong Woo / Ministry of Culture, Sports and Tourism / KOREA.NET · 출처 / Source · CC-BY-SA · Contributor-declared changes: Reusing owned proportional 1280px rendition. Japanese caption supplied. No crop, compositing or alteration of event meaning; share-alike license retained.. PRISM automatically re-encoded with JPEG quality 82; 1280x853 to 1280x853 pixels, aspect ratio retained with no upscaling.

『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』の続編では、マギー・カンとクリス・アペルハンスが再び監督を務める。Netflixが2026年3月12日に発表した人事を、単なる「前作スタッフ続投」から一歩進めて読む手掛かりが、ソニー・ピクチャーズ・アニメーションの公式経歴だ。そこには、物語づくりを重ねたカンと、美術から脚本・監督へ領域を広げたアペルハンスの異なる出発点が記されている。

ソニーの紹介によると、本作はカン自身のアイデアから生まれた。カンはドリームワークス・アニメーションでストーリーアーティストとして仕事を始め、「Puss in Boots」シリーズや「The Croods: A New Age」などに参加。その後、イルミネーションの「Minions: The Rise of Gru」にもストーリーアーティストとして関わり、ワーナーの「The LEGO Ninjago Movie」ではヘッド・オブ・ストーリーを担ったという。

Interpretation

この経歴で注意したいのは、参加作品をすべて「監督作」と紹介しないことだ。公式プロフィールは作品ごとに担当職種を示している。日本語で過去作をたどる読者にとっても、映画の題名だけでなく、物語部門での担当や責任者としての仕事を区別することで、今回の監督続投につながる経験を具体的に捉えられる。

一方、アペルハンスのプロフィールには、2021年のソニー作品「Wish Dragon」で脚本と監督を務めた実績がある。それ以前は「The Princess and the Frog」「Fantastic Mr. Fox」「Monster House」などのコンセプトアーティストとして活動し、ストップモーション作品「Coraline」ではプロダクションデザインに携わったとされる。さらに「The Little Prince」でのストーリーアーティストとイラストレーター、「Rise of the Guardians」でのキャラクターデザイナーという仕事も挙げられている。

Interpretation

二人の経歴を並べると、続編で戻るのは作品名だけでなく、物語と映像を異なる職種から考えてきた制作者だと分かる。ただし、それを新作の役割分担表に置き換えることはできない。カンが物語だけを担当し、アペルハンスが美術だけを担うといった分業は、今回確認した資料には書かれていない。経歴は創作の背景を理解する材料であり、未公開の制作体制を確定する根拠ではない。

Netflixの発表は、この続編を両監督とのアニメーション分野における独占的な複数年の脚本・監督契約から生まれる最初の作品と位置づける。カンは築いてきた世界にまだ描くことがあるという思いを示し、アペルハンスは登場人物を成長させ、音楽とアニメーションと物語の組み合わせをさらに探る意向を述べた。いずれも創作上の方向性であって、具体的な場面や新曲の発表ではない。

Uncertainty

続投によって、前作を生んだ二人が次の物語を担うことは確認できる。一方、3月の発表文には公開日や詳しいあらすじは記されておらず、公式経歴からも新作の完成時期は計算できない。日本語の観客が次の発表で確かめたいのは、過去の参加作品の多さだけでなく、新作について明示された担当者と制作内容だ。今回の資料が示すのは、その発表を読むための制作者の背景である。

小川美緒프리즘코리아 편집국 > 小川美緒

原資料と根拠

  1. Netflix Tudum:続編製作発表 ↗
  2. Sony Pictures Animation:Maggie Kang公式経歴 ↗
  3. Sony Pictures Animation:Chris Appelhans公式経歴 ↗
誤りの報告・訂正依頼 ↗

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