『KPOPガールズ!』続編への期待と「Golden」の日本音楽賞を分けて読む
「Golden」がMUSIC AWARDS JAPAN 2026で受賞したのは最優秀アジア楽曲賞だ。公式の結果と投票規則を照合すると、映画の人気や日本だけの再生順位とは異なる評価の仕組みが見える。前作の受賞は、続編の新曲発表とは区別する必要がある。

『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』の続編を待つ日本語の観客にとって、前作の劇中歌「Golden」が国内開催の音楽賞でどう評価されたかは、音楽への期待を具体的に考える手掛かりになる。MUSIC AWARDS JAPAN実行委員会が6月14日に公表した結果では、HUNTR/Xの同曲は最優秀アジア楽曲賞を受賞した。授賞式は前日の13日に開催された。
受賞名の区別は小さな問題ではない。同じ結果発表で最優秀楽曲賞に選ばれたのはサカナクションの「怪獣」で、最優秀K-POP楽曲賞はBLACKPINKの「JUMP」だった。「Golden」が日本の音楽賞で評価されたことと、すべての部門を通じて一つの頂点に選ばれたことは同じではない。主催者は最優秀アジア楽曲賞を主要6部門の一つとして扱っている。
6月8日版の公式投票規則では、この部門の候補はルミネイトが集計する対象7カ国のチャートから選ばれ、各国3曲、合計21曲がエントリーする。対象は韓国、インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポールで、日本は含まれない。したがって、この賞を日本国内だけの再生回数の順位と読み替えることはできない。
さらに候補を選ぶためのチャートと、受賞を決める投票は別の段階だ。規則によると、最終投票には国内外の投票メンバーが参加し、ノミネート作品の中から最大3作品を順位付きで選ぶ。配点は1位4点、2位2点、3位1点となる。ヒットのデータを入り口にしつつ、その後に音楽関係者の判断が加わる仕組みであり、映画の視聴回数だけで結果が決まる制度ではない。
賞の公式サイトは、日本の音楽業界を代表する五つの団体が協力して設立した国際音楽賞だと説明している。投票者にはアーティストやクリエイターだけでなく、レコード会社、コンサートプロモーター、音楽出版社などの関係者も含まれる。これは個々の聴き手の好みを否定する仕組みではなく、誰の判断を集めた賞なのかを理解するための情報だ。受賞という短い見出しの背景には、部門ごとの対象と手続きがある。
Netflixも6月18日の日本向け1周年発表で「Golden」の最優秀アジア楽曲賞受賞を紹介している。ただし、これは前作の楽曲が得た実績の説明である。続編についての3月12日発表が確認しているのは、マギー・カンとクリス・アペルハンスの監督復帰や、Netflixとのアニメーション分野での複数年の脚本・監督契約だ。同発表は続編の新曲一覧や音楽担当者の全員を示していない。
日本語で今後の続報を読む際には、受賞曲、賞の部門、発表が対象にする映画をそろえて確かめたい。前作の成功は新しい音楽への関心を生む背景になるが、同じ作曲家の参加や同じ曲の再使用まで確定する資料ではない。今回の公式資料から読み取れるのは「Golden」が特定の選考を経て評価された事実であり、次の映画がどのような音楽を届けるかは、続編そのものの発表で検証する課題として残る。
프리즘코리아 편집국 > 小川美緒



