GTA VIのPS5 Pro対応表示、解像度やフレーム速度の保証とは別
GTA VIの日本向け公式ページはPS4非対応とPS5 Pro Enhancedを表示する。一方、本体の4K・高フレームレート・8K対応の説明だけで、本作固有の画質設定や動作性能を確定することはできない。公式資料の対象と条件を照合した。

『グランド・セフト・オートVI』を待つ日本の利用者にとって、対応機種と性能の宣伝は別々に確認すべき情報だ。9月27日に閲覧したPlayStation日本向け商品ページは、PS5とPS5 Proで11月19日発売予定と案内し、PS4では利用できないと明記している。既存のPS4で新作を動かせるという意味の後方互換ではない。
同ページには「PS5 Pro Enhanced」の表示がある。一方、今回確認したGTA VIの商品説明には、特定の画質設定における解像度と毎秒フレーム数の組み合わせは示されていない。表示があることと、すべての場面で一定の性能を維持するという実測結果は区別する必要がある。
SonyのPS5 Pro本体紹介は、対応ゲームで4K出力や毎秒60~最大120フレームを利用できると説明する。しかし対象を「対応するゲーム」としており、GTA VIの動作数値を保証する資料ではない。同じページでも、各作品の開発者は異なる強化内容を説明している。本体全体の能力から、未確認の作品別設定を補ってはならない。
解像度についても条件がある。公式の互換性ガイドはゲームの最大解像度を8Kと記す一方、対応するのは一部のゲームと限定している。システムやメディアアプリは最大4K、ゲームプレイの動画クリップも最大4Kという別の区分だ。画面出力、ゲーム内の描画、記録した映像を同じ数値として扱うと、購入前の比較を誤りやすい。
GTA VI向けの説明では、DualSenseの触覚フィードバックやトリガーの抵抗、内蔵スピーカー、SSDによる読み込みが挙げられる。これらは販売元の機能案内であり、本稿で実機を試した結果ではない。「ほぼ瞬時」といった表現を、特定場面のロード時間を計測した数字に置き換えることもできない。
現時点で確認できるのは、PS4非対応という機種条件と、PS5世代向けに案内される機能だ。PS5 Proを選ぶ際の判断材料には、今後示される本作固有の表示モードや性能条件が必要になる。発売予定、ハードウェアの対応、作品別の実際の動作を分けて読むことが、宣伝を過大にも過小にも評価しないための基準になる。
また、本体紹介にある2TBは内蔵SSDの容量であり、GTA VIのインストール容量ではない。今回の資料だけで必要な空き容量まで確定したとは言えず、ゲーム側の別の案内を確認したい。
프리즘코리아 편집국 > 桐谷直人



