GTA VIの公式アルバムと架空レーベル、音楽情報を読み分ける
Rockstarは三十四曲の公式アルバムと六曲の先行情報を掲載している。一方、ゲームの人物紹介には音楽事業を営む架空のレーベルも登場する。日本語読者に向け、実際の発売情報と物語の設定を分けて確認した。

『グランド・セフト・オートVI』では、現実に発売される公式アルバムと、物語の中に登場する音楽事業を分けて読む必要がある。Rockstarの音楽ページは『Grand Theft Auto VI: The Album』を三十四曲のオリジナル楽曲で構成すると案内し、十一月十九日の発売を予告する。一方、人物紹介には架空のレーベルとアーティストの関係が描かれている。
アルバムからは六曲の先行シングルが掲載された。「That's It」はYung LeanにFutureとMetro Boominを迎え、「RHYNO」はTravis Scott名義。「Sexy Magic」にはCA7RIEL & Paco Amoroso、Pink Pantheress、Fred again..、Etienne de Crécyが並ぶ。
残る三曲はMorgan Wallenの「Last Thing You Need」、Rauw Alejandroの「Macacoa 2000」、Keith Richardsの「Bright Lights, Big City」だ。公式ページにはデジタル版の事前保存と、レコードまたはCDの予約への入口が別々にある。日本向けの価格、送料、国内配送日を確認した資料ではなく、ゲーム購入者への無償同梱とも記されていない。
これとは別に、人物紹介ではBoobie Ikeが不動産やクラブ、録音スタジオを営む人物として描かれる。音楽業界で成功を目指すDre'Quan Priestとの事業「Only Raw Records」に力を注ぐ設定だ。
そのレーベルと契約した「Real Dimez」は、Bae-LuxeとRoxyによる架空の二人組。地元ラッパーとのヒットを経た後、再び成功を目指すと紹介される。これは登場人物の来歴であり、現実のアルバム参加者の略歴ではない。公式ページの人物名と音楽家の名義を一つの出演者一覧にまとめると、設定と発売情報が混ざってしまう。
現在の資料から確認できるのは、三十四曲のアルバム計画、六曲の公開情報、そして音楽事業に関わる登場人物の設定である。この曲数をゲーム内の全ラジオ曲数と同一視したり、架空レーベルの物語から楽曲の登場場面を決め付けたりはできない。音楽は作品世界を紹介する窓口になるが、聴ける作品の販売条件と、ゲームの物語上の役割は別に確かめたい。
프리즘코리아 편집국 > 桐谷直人



